情報デザイン勉強会に参加してきました
10月16日(金)に情報デザイン勉強会(親睦会)に参加してきました。
その日は午後からウェブ会議 in 名古屋があったので僕もWCAN 2009 AUTUMNのジャンケン大会でいただいた招待券で参加し、終了後トライデントコンピュータ専門学校さんに移動し、この勉強会に参加しました。
今回は、ウェブ会議でもご講演された横浜デジタルアーツ専門学校の浅野 智 先生をお招きして、ウェブ会議でのご講演とは少し違った内容で1時間程度勉強会(というより大学の講義に近い形式でした)を受けてきました。
先日のCSS Nite LP7にも繋がる内容で、個人的にオンタイムな内容だったので、本当に勉強になりました。
HCDプロセスと新しいデザイン教育
浅野 智 先生 (横浜デジタルアーツ専門学校)
随時メモを取っていましたが、ここでは特に印象に残ったこと・勉強になったことを過剰書きで。
- IT社会の問題
- 情報が多すぎて理解できないこと
- コンピュータが難しくて使えないこと
- 作り手・使い手の顔が見えないこと
- 技術さえあれば同じものが作れるわけではなく、コミュニケーションなどを通じて身につけてきた経験が必要
- これがユーザーエクスペリエンス(UX)
- ユーザ中心設計の思想
- UX(ユーザが良い経験をすること、経験のデザイン)をデザインすることが重要
- フィリップス社のデザインセンター:「橋をデザインするのではなく、川を渡るシステムを作れ。」
- Google MapsをそのままWebサイトに貼るのはダメ!
- HCDデザインの特徴:ユーザ参加型のデザイン
- 宗教みたいに「ユーザを考える人になりなさい」といいたいわけではない
- ユーザ自身が気がついていない問題をインタラクションの中から見つけ出し、デザインに反映
- ユーザに聴けば分かると思ってる人は大間違い:コンテキストで理解する
そして、ここからはISO12407の循環プロセスに沿って、各プロセスを説明されました。
- ユーザ調査:おざなりになりがち
- 一回でも参与観察しておくことが大切
- 優秀なデザイナは参与観察を自然にやってる
- 観察からこそデザイン(問題解決)が生まれる
- 情報の視覚化
- 10人のユーザを10%喜ばせるのではなく(90%は不満だから)、1人のユーザを100%喜ばせることが大切!
- 情報のモデル化
- ネイサン・シェドルフのモデル
- L(ocation)A(lphabet)T(ime)C(ategory)H(ierarchy)ですべて分類可能
- Webでいえば:地図、検索、更新情報、メインメニュー、ローカルメニュー
- ユーザ評価
- NE比解析
- エキスパートとノービスのデータを取って、その比をとる
- 3倍の差が出たはとこ、ノービスが慣れればエキスパートになれる
- NE比解析
大変わかりやすいお話でした。今回のお話は高校の校長向けのお話の再演だったようで、Web制作とは少し分野の異なる内容もありましたが、「様々な分野に適合可能」というお言葉にもあるように、Web制作に置き換えてもとても参考になった内容だったのではないでしょうか。
また、レポートとしては、トライデントの生徒さんのブログの記事が詳しいです。