CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」 レポート Session5
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- 講演タイトル
- 実装視点からのボトムアップIA
- スピーカー
- 小久保 浩大郎 さん (Information Architecs, Inc.)
LP3のときもお話を聴いた小久保さんのセッション。今はIAでお仕事をされているとのことで驚きました。
今回のお話は、サイトストラクチャの話ではなく、ページストラクチャの話ということで、
- HTMLにこだわりのある人
- HTMLにこだわりのある人に困ってる人
がターゲットということでした。思わず会場笑い。
ページの情報設計、どうしてますか?
まず、「ユーザが見るのはサイトではなく「フロントエンド[1]」」であると主張され、
- 現在のWebのインターフェイスはサイトでなくページである
- インタフェースの上にインタラクションが起こる
- インタラクションはユーザエクスペリエンスに昇華される
- つまり「Interface=Brand (インターフェイスこそがブランドである)」
となると。つまるところ「一番重要なのはHTML」あぁ、小久保さんは、職場は変わってもHTMLへの愛はLP3の時とかわってないな、と嬉しく感じてしまいました。笑
しかし、HTMLが元々想定していた文書モデル[2]と現在のWebサイトのニーズは全然マッチしていないため、それぞれのサイトで独自の文書モデルを作ればいいんだ、それがワイヤーフレームの作成にあたる、とおっしゃいました。
ワイヤーフレームと文書モデル
まず、ワイヤーフレームとは、実際に制作をおこなう前に意図を確認・共有するための「コミュニケーションツール」とお話されました。そしてHTMLの文書モデルをベースに拡張し、「見出し」などを例にとって説明されました。
たとえば、見出しといっても、
- グルーピングするための見出し
- 理解を促す句読点的な見出し
という2系統の見出しが存在するため、単に「見出し」とひとくくりにはできません。そこで、そのサイトに合った「見出し」を持った文書モデルを定義して共有することが重要だとおっしゃいました。
このようなことは、結構無意識でやっていることが多いため、他人と共有することができません。そのため、顧客担当者やコーダー・デザイナーで解釈が違って意思統一できない、ということが発生します。そこで、ワイヤーフレームなどのコミュニケーションツールで明示することで共有することが重要となってくるわけです。
こういった話はIA専門の担当者に限ったことではなく、考え方を取り入れ、明示的に共有しましょうとまとめられました。
と、講演が終わったものの、どうも消化不良な感覚を覚えてしまいました。個人的には結構抽象度の高い講演だったなぁと思います。
一番の疑問が始めのターゲットとしていた「HTMLにこだわりのある人に困ってる人」はどうすればいいんだろう、ということですね。両者のコミュニケーションの仲立ちをするのがワイヤーフレームであるのはわかったんですが、ではどうすればいいのか、ということへの主張は?でした;-(