CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」 レポート Session2

このエントリは「CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」 レポート」の一部です。

画像 : CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」

講演タイトル
プロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ
スピーカー
林 千晶 さん (株式会社ロフトワーク)

ロフトワークの林さんのセッション。長谷川さんが概要よりなプレゼンに対して林さんは非常に実例よりなプレゼンでした。
はじめにいっておくと、僕のレポートなんかより林さんのスライドを実際に見る方が一番いいよ、といっておきます(当たり前ですが)。イラストをふんだんに使ったにぎやかなスライドで、アニメーションがたいへん効果的に使われていたのですが、それがslideshareでは表示できないのが残念ですね。

情報アーキテクチャが注目されてきた理由

まず、IAが注目されてきた理由として、拡大するWebの知識が原因では、と分析されました。2億4000万のWebサイトが稼働し、巨大なnoosphere[1]が形成されてきた中で、Webサイトの制作は、一軒家の建築からビルの構築へシフトしてきていると説明されました。

そこで一軒家の建築からビルの構築で異なってくることとして、一軒家建築ではそのディティールにこだわるのに対して、ビル建築では、人の導線だとか設備などのもっと大きな視点がより必要になってくる。そこで、建築家が有用になってくるのだとし、だからこそ情報の建築家(Architecture)が注目されてきているのだとおっしゃいました。
この例え方は大変つかみやすいです。

そのような背景から、今回のプレゼンでは「IAの専門家ではない人が中〜大規模サイトをつくるときのTIPS」として、「プロジェクトマネジメント計画書の重要性」とその「ベンチマーク」について解説されました。建築でのビルをどう造っていくか=Web制作でのプロジェクトマネジメントということでしょうか。

ここからは、実際使われたプロジェクトマネジメント計画書を隣のスクリーンだしながらのプレゼンとなりました。残念ながらこれはもちろん公開されないので、簡単にですがレポートしたいと思います。

プロジェクトマネジメント計画書の重要性

まず、プロジェクトのゴールを設定する際に、「ユーザビリティの改善、情報発信力の強化、ブランド価値の醸成」というものがよくある悪い例として提案されるが、「誰に対してどんな情報を提供しなければならないか」をクライアントと共有するのが重要であり、それに即したゴールを設定すべきであるとおっしゃいました。

ベンチマーク

次に、ベンチマークとして「「品質計画」プロセスとツールの技法」についてお話されました。

例えば、業界における「暗黙の前提」は反映させなければならない、として、業界で使われている知識や100社の優秀なサイトを徹底研究して先人の知恵を有効に利用する。さらにはCMS(Cooperate Base Structure)[2]として作れば立派な(お金がでる)資料になる、などの具体的な例を挙げられました。

長谷川さんのプレゼンでIAの全体像を掴み、林さんのプレゼンで具体的な作業の実体を知る、というセッション順は僕にはとてもわかりやすかったです。

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  2. いつか忘れましたがCCライセンスで公開するとおっしゃっていました。 [back]

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