細かい新機能で大きく進化した Keynote ’09

画像 : Keynote '09アイコン

先日Macworld Conference & Expoがありましたね。新しいiLife ’09とiWork ’09の発表に17インチの新MacBook Pro、iTunes StoreのDRMフリー化が発表されました。

普段からPages、Keynote、Numbersを使う僕が注目していたのは新しいiWork ’09。特にKeynoteを使うことが多いので、さっそくフリートライアル版をインストールしてプレゼンを作ってみました。すると、基調講演やAppleの製品紹介ページでは取り上げられていない細かなアップデートのおかげでKeynote ’09はすごく便利になってました。

てことで、あまりスポットライトが当たってない新機能と僕が注目してる機能をピックアップ。

グループ内のオブジェクトへのアクセス

画像 : グループ内のオブジェクトへのアクセス

これまではグループ化したオブジェクトの形や場所を変えるにはいちいちグループ化を解除しなければいけませんでした。特にたくさんのオブジェクトを使って図を書くと、これは非常に不便でめんどうな作業でした。

’09からは、グループ化したオブジェクトをダブルクリックすればグループ内のオブジェクトの形や場所を変えることができるようになりました。簡単に言えばIllustrator[1]のような感じですね。これはKeynoteで図を描く人にはものすごく便利な新機能ではないでしょうか。
ちなみに僕は、この機能と次の接続線が使えるようになったことで、Keynote ’09を買うことを決めました;-)

オブジェクトを接続する線

画像 : オブジェクトを接続する線

2つのオブジェクトを選択した状態で、「挿入 > 接続の線[2]」から作ることができます。PowerPointの「コネクタ」に似た機能なんですが、コネクタはオブジェクトの決められた点(四角形の場合は四隅などの9点)のみにしか張ることができませんが、Keynoteではこれを自動でよさそうなところでつないでくれます。
さらに、

  • 角度を調節可能
  • 線をオブジェクトに接着しないようにすることも可能
    (上の図では矢印の先と灰色のオブジェクトを10px離しています)
  • グループ化したオブジェクト同士でも可能

もちろんつないだオブジェクトを移動すれば線もついてきます。ただ、1対1のオブジェクトにしか張れません。
ちなみに、エフェクトを設定する時は、矢印などと同様に1つのオブジェクトとして扱われます。

デフォルトオブジェクトが編集可能に

画像 : デフォルトのオブジェクトが編集可能に

’09からKeynoteのデフォルトのオブジェクトも編集できるようになりました。オブジェクトを選択して「フォーマット > 図形 > 編集可能にする」からできます。
これによって、デフォルトのオブジェクトを元にして自分の好きな形に直せるようになり、イチから書くことなく作ることができるようになります。Keynoteをばりばり使う人にはとっても便利です;-D

より自由な吹き出しオブジェクト

画像 : より自由な吹き出しオブジェクト

’09からは吹き出しオブジェクトもより柔軟に設定することができるようになりました。’08までは、吹き出しの三角の部分の方向は拡大縮小や回転でしか移動できず、形や長さなどは自由に変えることができませんでした。

’09からはこの三角の位置・形・長さを設定できるようになり、かなり自由に吹き出しを作ることができるようになっています。

いっぱいでるガイド(重いけど・・・)

画像 : いっぱいでるガイド

’09から、いっぱいガイドがでるようになりました。そりゃあもういっっぱい。ですぎて重くなるくらいに;-(

便利は便利なのですが、やはり重くなってしまってうまく作業ができないので、環境設定の「ルーラ」タブの「オブジェクトの間隔とサイズ > 相対間隔を表示」のチェックをはずすと、上図のような間隔の長さが消えて軽くなります。ちなみにこれを切っても’08よりガイドは詳しくでるので便利です。

ファイルサイズを低減できるように

これまで.keyファイルは結構重かった[3]のですが、’09になってファイルサイズを減らせるメニューが追加されました。
機能としては、縮小したイメージファイルやマスクしたファイルのサイズを小さくしたり、動画などのメディアファイルのサイズを減らす、といったことをやっているそうです。

  • 「ファイル > ファイルサイズを減らす」からスライド全体で使われているものを処理可能
  • イメージオブジェクトやメディアオブジェクトを選択した状態で「フォーマット > イメージ > メディアのファイルサイズを減らす」から個別に処理可能
  • 「共有 > 書き出す」から「イメージ品質」が選択できるようになった。

ちなみに、モノによってはできない場合がありますが、全体的にファイルサイズは小さくなっているようです。[4]

ちなみに、’09から.keyファイルの扱いが変わりました。’08までは「パッケージの内容を表示」から使用していた画像ファイルなどを簡単に取り出すことができたのですが、’09のファイルからは1つのファイルになってこれができません。鷹野さんの記事によるとiWork.comでの共有の影響だそうです。
確かにこれまでは、rsyncでバックアップをしてるとパッケージ内のファイルごとに送信していたのが、1ファイルでの送信になってました。

こんな感じで、大きな新機能よりも、むしろこういう細かいアップデートでより洗練されました。普段からKeynoteを使っている方はぜひアップデートまたは30日間フリートライアルを試してみるのをオススメします!

  1. Illustratorのように枠はでませんが [back]
  2. ツールバーにもアイコンが追加されています [back]
  3. 僕の場合は、テーマファイルを含めて保存すると1ファイル当たり5MBくらい・・・ [back]
  4. 僕の場合は’09で保存し直すと全体的に1MBくらい小さくなりました。 [back]

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