WCAN 2008 SUMMER レポート

半月前になっちゃいますがWCAN 2008 SUMMERがありました。今回もライブレポートではなく、メモを取っておいてそれをまとめて公開します。
今回も名古屋国際会議場で。向かってる途中と着いたときにずいぶんカップルが多いなぁ、WCAN変わったなぁと思ったら、ゼクシィのブライダルフェアでした。なんだよー
[SESSION-1] デジカメの基礎再確認〜写真とWebでコミュニケーション
おかだよういち さん (s-style-arts blog)
神戸に在住されているのにも関わらず、WCANやCSS Niteに毎回参加され写真を撮ってくださるおかだよういちさんのデジカメ(特にデジタル一眼レフ)に関するセッション。
まずはじめに、ブライダルの写真などをスライドショーでしばらく(10分くらい?)みせていただきました。そのようなキレイな写真を見たあと、いくらWeb標準だなんだといってもコンテンツを見るのは人間。だからWebにおいて写真は商品の売れ行き,企業のイメージなどを決める重要な要素であると確認されました。
今回のアジェンダは以下の感じです。
- カメラ・撮影の基礎
- 構図の話
- 写真Webサービス
カメラ用語の解説
まず、カメラの基礎として、用語の説明をされました。僕も本とかWebとかで少し勉強した時期があったのですが、やはり本に書いてある解説を読むのと人から聴く説明は違うなぁと改めて思いました。非常にわかりやすかったです。簡単にまとめておきます。
- 絞り
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- レンズの穴の大きさのことで、大きいほど値が大きい。
- 絞り = f値
- 絞りは「ボケ」をコントロール
- シャッタースピード
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- シャッターが開く速さ
- シャッターは「ブレ」をコントロール
- シャッターを長くあけることで、暗くても昼間のようなものが撮れる。
- 露出値
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- フィルムやCCDイメージセンサなどを光にさらす量のこと
- 露出値EVは、絞り値Avとシャッタースピード値Tvの和で表される。
- EV = Av + Tv
- 感度
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- いわゆるISO値
- フィルムカメラでは24枚とか撮り終わるまで値を変えることはできなかったが、デジカメはその都度調整できるため、感度に関してはすごくよくなっている。
- Svモードは、ISO値を固定したモード
- ホワイトバランス
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- 色温度を表す
実際は具体的な値の表などで詳しく解説されていました。ぜひスライドを公開していただきたいところです。
なぜ「一眼」レフカメラって言うの?
- ×:片眼でみてとるから
- ○:レンズから入った光がそのままファインダーからみれるから
ということだそうです。あまり考えたことなかった。
ちなみに、シャッターを切ったときにする「カシャ」という音はレンズから入った光をファインダーに映していたミラーが跳ね上がったときの音だそうです。跳ね上がった際に光がその後ろのフィルムやイメージセンサにあたり、写真が撮れると。
そのセンサーの大きさにも色々あり、一般的に、コンデジとデジイチの有効画素数が同じだとしても、備えるイメージセンサの大きさがそもそも違うので、デジイチで撮った写真にコンデジで撮った写真は適わないんだそうです。コンデジがよりノイジーに写るのは、イメージセンサが小さいからだということですね。
また、最近デジイチが流行ですが、いい写真をとるためには、常にカメラを持ち歩くことが一番重要なので、「さぁ写真撮りに行くぞ」ではなく、普段の何気ない中で写真を撮れる状態にあるのがいいとおっしゃいました。そのため、今回の講演の中では自分のスタイルに合ったカメラを持つことが重要だと強調されていました。
しかしながら、コンデジにも利点があって、デジイチにはない機能(多彩な撮影モードやブレ補正など)をたくさん搭載していることや、子供の撮影時に一眼レフを怖がる子がいたりするのでそのような時にはコンデジが活躍するそうです。
やらない方がよい5つの構図
続いて僕が一番知りたかった構図のお話に。
まず、「色々な構図はあるけど、実際撮るときはあまり考えていないもの」というのは少し驚きましたが、やはりセンス・感覚は必要なんですね。
そして、具体的な構図の捉え方については、好ましい構図を色々覚えるより、まずやっちゃいけない構図を覚えておけばすぐに役にたつよ!ってことでやらない方がよい5つの構図を説明されました。
- 日の丸構図
- なんでもかんでも真ん中でピントを合わせてそのまま撮ると写真の上がスカスカになったりする。
- 水平垂直がダメダメ
- 水平線などの基準線がある場合はそれにちゃんと合わせること。
- 格子のラインに合わせてとる、もしくは三脚を利用する。
- 串刺し
- ちょっとずらせばいいのに、頭からいろんなのが生えてるような構図はダメ
- 首切り
- 背景の線(塀とか窓枠とか)で首が切れて見える。
- そこで切っちゃダメ
- 撮影時はもちろんだが、デザイン時に写真をトリミングする際にも気をつけること。
- 基本的に首が付く場所(首・手首・足首・ゆび)で切るのはタブー
早速使えそうです;-)
また、右脳で「かっこよく撮ろう」と考える一方、左脳では冷静に判断して構図などを考えるようなイメージで「常に考えながら撮ろう!」と構図についてのお話を括られていました。
写真Webサービス
おかださんが気になる写真に関するWebサービスをいくつか紹介していただきました。気になったものをピックアップしておきます。
スライドの作り方がすごく気になった
最後に、このセッションを通して一番気になったのがおかださんのスライドの作り方だったりします。
今まで見たことのないタイプのデザインと提示方法でした。なんて説明すればいいのかな、簡単にいうとDashboardのように1枚のスライドに多くのオブジェクトが現れる感じですかね。こういう方法もあるんだとかなり勉強になりました。
[SESSION-2] JavaScriptで簡単マッシュアップ講座
川崎有亮 さん (Kawa.net xp)
リクルートメディアテクノロジーラボの川崎有亮さんのセッション。最近発表されたiPod touchに最適化されたHotPepper.jpを作ったのもメディアテクノロジーラボさんが作られてます。iPotchに最適化されてるとあって使い心地はなかなか便利ですよ。
今回は、JaveScriptを使って複数のWebサービスをマッシュアップしよう、ということで、具体例や実際のコードなどを見せていただきながら説明されました。具体的なコードの話はやや高度なものが多く、僕には理解することができませんでしたが、以下ではマッシュアップの例を簡単に紹介したいと思います。
コードなどは川﨑さんのブログで公開されているスライド参照されるのをオススメします。
今回のアジェンダはこんな感じです。
- Web APIとアッシュアップ
- 自己紹介
- 世界のWeb API、Webサービス
- Google API
- アッシュアップ・アワード
- リアルデバイスWebサービス
「マッシュアップ」ってなに?
まず、最近よく聴くマッシュアップとは何なのかをWikipediaを参照されて説明されました。
マッシュアップ(Mashup)とは、複数のWebサービスのAPIを組み合わせ、あたかも一つのWebサービスのようにする機能のこと。 音楽用語のマッシュアップ(複数の音源を組み合わせるという意味)を、音源をWebサービスに置き換えてITの世界でも使用するようになった。
では、WebサービスのAPIとは何かというと、我々がブラウザを使ってWebサービスを使うように、WebプログラムがWebサービスなどを操作可能にするための手段だそうです。Web APIによって、複数のWebサービスの機能を1つのWebプログラムから操作できるようになるため、互いのサービスの特徴を取り入れた(コラボした)新しいサービスを比較的簡単に作ることができます。これを「マッシュアップ」と呼ぶそうです。
そして、ホットペッパー WebサービスとGoogle Maps APIを使って2時間で開発したというマッシュアップのサンプルを見せていただきました。地域、都道府県、場所と飲食店の種類を選ぶとその場所を地図上に示してくれるというもの。まぁ僕たちに2時間でできるのかという問題はおいといて、イチから作ろうと思うと非常に手間のかかるものも、APIを使えば簡単に作ることができるという好例でした。
Web APIは、ProgrammableWebによると、今日世界で810のサービスが登録されており、マッシュアップサイトも3196サイト登録されてる(7月12日現在)そうです[1]。毎月80以上のサイトが新たに登録されている計算になるとのこと。
紹介されたAPI・マッシュアップサイト
具体的なソースを見せていただきながら例をいくつか見せていただいたのですが、難しくてよくわかりませんでした;-(
なので簡単に紹介をしたいと思います。
- Google Maps API
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- 現在は、様々なバリエーションのAPIが提供
- 地図の利用がより手軽に。開発者・利用者・プラットフォームが拡大
- スクロールしない地図を出力されるGoogle Static Maps APIも
- 携帯用にはiframeではなくGIF、JPEG、PNGのフォーマットの画像を作成可能
- Google Chart API
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- 折れ線・棒・円グラフなどの基本的なグラフから、散布図、レーダーチャート、白地図(世界+米国)まで利用可能
- Google AJAX Language API
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- Google翻訳のAPI
- ワンクリックで翻訳できるマッシュアップのサンプルを紹介
- ただし、翻訳機能はAPIによるため「難しい日本語については、完全には翻訳できません。:-)」とのこと
- 逆にいれば、Webサービス提供者側の改良でいつの間にか改善されていくのもAPIを利用するのポイント
- リクルートWebサービスUI Library
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- リクルートが提供する各Webサービス(うち9種)をJavaScriptから手軽に利用可能になるAPI
- ホットペッパーやカーセンサーなど
- リアルデバイスWebサービス
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- Gainer
- Wiiリモコン
- iPhone
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- Hot Pepper for iPod touch
- このセミナーで初公開されたkurukuru ai / iPhone。iPhoneに関する21ヶ国のWebサイトを収集、縦横無尽に翻訳して提示してくれる。
このように様々なAPIが公開され、それを利用したマッシュアップサイトが公開されています。
また、複雑なAPI通信処理は必要なくなっており、マッシュアップの方法も様々なもの(ウィジェット・ガジェット・埋め込みタイプなど)を選択できるようなってきているため、マッシュアップを手軽に利用できる環境が整ってきたとおっしゃっていました。
簡単にCMを作れるコマーシャライザー
また、メディアテクノロジーラボが開発しているサービスの例としてコマーシャライザーが紹介されていました。
写真や文言をいくつか入力し、テーマを選べば簡単に本格的なCMを作れるサービスです。これはすごい!WCANのCMを作って見せていただきましたが、こんな本格的なのが簡単につくれちゃいます。
あと、個人的に気になったのが、セミナー参加者にノベルティとして配れたホワイトボードマーカー。
「ホワイトボードマーカーなんてもらったって使えないじゃん、会社にならあるけどさ・・・」
実はこれがねらいらしく、家で使わないから会社においてもらうことで、普通のノベルティだと1人しか見られないものが会社でマーカーを使う複数人にアピールできるからこれなんだとのこと。これはあたらしいアイデアですね!思わず関心してしまいました。
懇親会
金山に移動して世界の山ちゃんで懇親会開始。今回の山ちゃんはいつもの場所とは違って金山中央店でやりました。
よく考えた名刺が昔の所属のものだったので交換させていただいた方々、大変申し訳ありません。次はちゃんとしたのもっていかなきゃ。
っと、次は9月6日なんですが、実はちょうどその時にとあるヨーロッパの国である学会の国際会議に参加してくるので行けません;-(
てことで次回のレポートはできませんのでもし見てくれている方がいたらごめんなさい。代わりにレポート書いてみせてください!(ぇ
んで、1次会終わって時間があったのでアスナルに移動して2次会開始。iPhoneとか見せてもらったりしていました。見せてもらったiPhoneはすでにバッテリが1本でした。帰りの電車で切れてしまったそうです。
僕はというと、iPhoneは2年縛りで料金が高いので、1年後くらいにDocomoがだしてくれるのに非常淡い期待を寄せてiPod touchにAppいれて遊んでます。
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